略歴

1986年、東京都小金井市に生まれる。以降、東京都多摩地区内で転居を繰り返し、現在は西多摩エリアを拠点に活動。地元の学習塾講師を務めたのち、2009年に編集プロダクションに入社、2014年よりフリーランスの編集・ライターとなる。多くのメディアに関与しており、単著2冊のほか、企画立案から校了までの制作進行を手掛けた書籍・MOOKなど多数あり。雑食傾向だが、ホビーやゲームといった「平成時代の子ども文化」を一番の得意分野としている。

業務の経験

ライターとして

編集者・アートディレクターとして

上記ジャンルのほか、

それぞれ、企画立案と制作進行も担当しています。

ソフトウェアスキル

仕事の考え方

人間はノンジャンルだというのが、私のモットーです。

本や雑誌には、必ずジャンルというものがあります。料理の本にヌード写真が載っていないように、内容をジャンルに従わせるというのはごく普通のことですし、棚をつくる目安がなくなれば、書店や図書館はしっちゃかめっちゃかになりますから、出版物のカテゴライズは必要不可欠です。

いっぽう、この頃はインターネットが大きくなって、各方面で「クラスタ」や「界隈」が隆盛しており、そこでは「〜〜の人」という便利な自己紹介をよく目にします。YouTubeやX(旧Twitter)などのSNSのアルゴリズムも、人物をコンテンツとして並べるために、「〜〜の人」というスタイルを後押ししています。

とはいえ、生身の人間の精神は、依然として自由かつ散漫なはずです。読者も、筆者も、取材対象者も、あるいは物語の登場人物も、わずかな単語で定義できるような単純な存在ではありません。

にもかかわらず物事を「be動詞」で考えようとすると、安直な決めつけが生じたり、優劣や序列といった、本質的でない部分に意識が向きがちになります。パブリッシャーの側がそういう考え方でいると、読者に自由を感じさせない、窮屈なものが出来てしまいます。

書物の役割はさまざまですが、その目的はあくまでも、ノンジャンルの生人に刺激や知恵を与えることにあるはずです。媒体がWEBであろうと、職業的に取り組む以上、そのことは変わりません。

be動詞ではなく、「do」をベースに物事を考える。そして作文と編集の技術を洗練し、過不足ない成果物をもって、ノンジャンルの人々と真摯に向き合う。これが仕事を通じたジャンヤー宇都の信念です。

好きなもの

幸いなことに、好きなものに関して取材・執筆をする機会をこれまでたくさんいただいて来ましたので、ここでもいくつか「好き語り」をいたします。

テレビが好きです。「テレビが好き」というのは、一定以上の年齢の日本人であれば、自覚なくそうであることが多いですが、平均的な日本人と比べても「テレビっ子」だと思います(死語ですね)。

特にお笑い番組と、アニメ、ドキュメンタリーが好きで、「みんなの説キーホルダー」を取るのが当面の目標です。昔よく深夜にやっていた、吹き替えの輸入シットコム(シチュエーション・コメディ)は思春期の光でした。最近、あれがなくて寂しいです。

平成時代の子ども文化全般を、こよなく愛しています。あの頃のホビーやゲームに触れていると、脳のどこかにある「ノスタルジー野」がパキパキに刺激されますよね。非電源ゲームでは「マジック・ザ・ギャザリング」を長くプレイしています(最近はデジタルの「MtG Arena」が主ですが)。

音楽も好きです。研究によれば、人は10代の頃に聴いていた音楽を一生聴き続けるらしく、言われてみればそうだという気がしますが、それを抜きにしても、90-00年代は女性シンガーソングライターの黄金時代だったと思いませんか?

今でもあの頃の歌を好んで聴いています。男子校に通っていた中高時代、今のようにYouTubeや深夜アニメはなかったので、異性の声を聴くためには、TSUTAYAで借りてきたCDをMDにする以外なかったんですよ。

プロ野球では横浜DeNAベイスターズを応援しています。おかげさまで2024年、ベイスターズは26年ぶりの日本一に輝きました。同じ昭和生まれとして、宮﨑敏郎にはいつまでも活躍を続けてほしいと願う限りです。ほかに法政大学野球部出身の三嶋一輝、石田健大、篠木健太郎を特に応援しています。

活字全般を好むほか、地図や時刻表を見ていると、時間を忘れるタイプです。電車区の近くで育ち、電車の本を多く読んでいたので鉄道が好きだったというのもありますが、地図や時刻表のような、人間の散漫さを許容してくれるような印刷物には、直線的な物語とは一味違った魅力があるのではないでしょうか。

ガジェットも好きです。ネット歴はテレホ時代の1999年から。2009年に改宗して以来のApple派ですが、必要に応じてWindowsやAndroidも使いますし、Linuxコミュニティなどのオープンソースワーカーをリスペクトしています。お金がないのと円安とで、最近は眺めてばかりですが……。

要するに、チーズ牛丼食ってそうなやつが好きそうなものは、全部好きってことです。チーズを別の小皿で注文しておくと、半分はリゾットのように食べられて、美味しいですよ。

過去の仕事

怒涛の自分語りをここまでお読みいただき、ありがとうございます。これまでの主な仕事を、本サイトの Works に掲載しておりますので、ぜひご覧ください(すべてではありません)。

今後の仕事

拙宅の企画をご検討いただける事業者様へは、出版企画書を適宜お送りいたしております。出版、広報、WEB媒体の関係者様で興味がおありの方は、本サイトの Contact から、ぜひともご連絡ください。原稿依頼も承っておりますので、お気軽にご相談ください。